X API従量課金制へ!旧TwitterのAPI変更点を徹底解説

X API従量課金制へ!旧TwitterのAPI変更点を徹底解説

【速報】X (旧Twitter) APIが従量課金制に移行!
この記事では、APIの変更点、新機能、そして利用方法について、開発者やマーケターの皆様が知っておくべき情報を徹底的に解説します。
目次

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X APIの料金体系が劇的に変化!従量課金制とは?


変更の概要
これまで、X(旧Twitter)のAPIは月額固定のサブスクリプションモデルを採用していましたが、2026年より「従量課金(Pay-Per-Use)」へと移行しました。これにより、利用した分だけ料金が発生する、より柔軟な料金体系となりました。

旧モデル(Before): プランごとの機能制限と固定費

以前のX APIは、主に以下の4つのプランで提供されていました。

プラン名 月額料金 主な特徴
Free 無料 限定的な機能、低頻度の利用
Basic $100/月 より多くの機能、中程度の利用
Pro $5,000/月 高度な機能、大規模な利用、アナリティクスへのアクセス
Enterprise 個別見積もり 最高レベルの機能、リアルタイムデータ、包括的なサポート

このモデルでは、利用頻度や必要な機能に応じてプランを選択する必要がありましたが、Proプランのような高額なプランでないと利用できない機能も多く存在しました。また、利用頻度が低くても月額固定費が発生するというデメリットがありました。

新モデル(After): 使った分だけ支払う柔軟な従量課金制

新しい従量課金制では、月額固定料金は廃止されました。代わりに、APIの利用量に応じて料金が発生する「クレジット購入制」が採用されています。


新モデルのポイント

  • 月額料金はなし
  • APIリクエストごとにクレジットを消費
  • 使った分だけ支払い(最低 $5 ~ クレジット購入)
  • 以前は高額プラン限定だった機能も、クレジットさえあれば利用可能
  • Developer Console (https://console.x.com) でクレジット残高や利用状況を管理

この変更により、小規模な開発者や、特定の機能だけを利用したいユーザーにとっては、以前よりもはるかに低コストでAPIを利用できるようになりました。必要な時に必要なだけ利用できる、非常に柔軟なモデルと言えるでしょう。


重要:クレジットの事前入金が必要
API通信を行うためには、事前にDeveloper Consoleで $5 以上のクレジットを購入し、入金しておく必要があります。入金がない場合、APIリクエストは拒否されますのでご注意ください。

X API v2で何ができる?全機能カテゴリを徹底解説

X API v2では、従量課金制への移行に伴い、利用できる機能が大幅に拡充されました。ここでは、主要な機能カテゴリとその具体的なAPIエンドポイントについて詳しく解説します。

① 投稿関連(Posts)


投稿機能の概要
automoのような投稿管理ツールのコア機能に直結する部分です。投稿の作成、削除、取得、検索、非表示、メンションの取得などが可能です。
  • 投稿する(POST /2/tweets): 1日あたり10,000件までの投稿が可能です。


    利用制限のポイント
    ユーザー単位では15分間に100件、アプリ単位では1日10,000件まで投稿できます。automoのような予約投稿システムを利用する場合、この枠は十分すぎるほど余裕があります。

  • 投稿を削除(DELETE /2/tweets/:id): 特定の投稿を削除します。

  • 自分の投稿一覧を取得(GET /2/users/:id/tweets): 指定したユーザーの投稿一覧を取得します。
  • 投稿を検索(GET /2/tweets/search/recent): 最新の投稿をリアルタイムで検索します。
  • 全期間検索(GET /2/tweets/search/all): 2006年まで遡って、過去の投稿を検索できます。これは過去のトレンド分析や情報収集に非常に役立ちます。
  • 投稿の非表示(PUT /2/tweets/:tweet_id/hidden): 特定の投稿を非表示にします。
  • メンション取得(GET /2/users/:id/mentions): 指定したユーザーへのリプライ(メンション)一覧を取得します。

② いいね(Likes)


いいね機能の活用
API経由で「いいね」を行う機能が追加されました。これにより、特定の投稿に対して自動で「いいね」を付けるといったマーケティング施策が可能になります。
  • いいねする(POST /2/users/:id/likes): 15分間に50回、1日あたり1,000回まで「いいね」が可能です。
  • いいね取り消し(DELETE): 行った「いいね」を取り消します。
  • いいねしたユーザー一覧(GET): 特定の投稿に「いいね」したユーザーの一覧を取得します。
  • 自分がいいねした投稿一覧(GET): 自身が行った「いいね」の一覧を取得します。

注意点
API経由での自動「いいね」は、過度に行うとスパム行為とみなされ、アカウント凍結のリスクがあります。利用規約を遵守し、慎重に運用してください。

③ リポスト / 引用ポスト(Retweets)


リポスト関連機能
リポスト(旧リツイート)や引用ポストに関する操作もAPIで可能です。
  • リポストする(POST): 15分間に50回までリポストできます。
  • リポスト取り消し(DELETE): 行ったリポストを取り消します。
  • 引用ポスト一覧(GET): 自身の投稿がどのように引用されているか、その一覧を取得します。
  • 自分がリポストされた一覧(GET /2/users/reposts_of_me): 自身のアカウントが他のユーザーによってリポストされた一覧を取得します。

④ ユーザー関連(Users)


ユーザー情報の管理と分析
ユーザーの検索、フォロー、フォロワー情報の取得など、ユーザーに関する様々な操作が可能です。
  • ユーザー検索(GET /2/users/search): キーワードでユーザーを検索します。
  • フォロワー一覧(GET): 指定したユーザーのフォロワー一覧を取得します。フォロワーの属性分析などに活用できます。
  • フォロー一覧(GET): 指定したユーザーがフォローしているユーザー一覧を取得します。
  • フォローする(POST): 15分間に50回までフォロー操作が可能です。
  • フォロー解除(DELETE): フォローしているユーザーを解除します。
  • 自分の情報(GET /2/users/me): 自身のプロフィール情報を取得します。

⑤ DM(ダイレクトメッセージ)


DM機能の自動化
ダイレクトメッセージの送信や取得もAPIで可能になりました。
  • DM送信(POST): 1日あたり1,440件までDMを送信できます。
  • DM一覧取得(GET): 受信したDMの一覧を取得します。
  • DM削除(DELETE): 特定のDMを削除します。

DM利用時の注意点
フォロー後の自動サンクスDMなどの実装が可能ですが、スパムと判定されないよう、送信件数や内容には十分な注意が必要です。

⑥ アナリティクス 🆕


【注目】アナリティクス機能が大幅に利用しやすく!
これが今回の変更における最も大きな変化の一つと言えるでしょう。
  • 投稿アナリティクス(GET /2/tweets/analytics): 15分あたり300回まで、投稿ごとのインプレッション数、エンゲージメント率、いいね数、リポスト数などの詳細なデータを取得できます。

以前は、この詳細なアナリティクスデータは月額$5,000のProプランでしか利用できませんでしたが、従量課金制になったことで、より多くのユーザーが利用できるようになりました。これにより、投稿のパフォーマンス分析が容易になり、より効果的なコンテンツ戦略を立てることが可能になります。

⑦ トレンド


トレンド情報の活用
リアルタイムのトレンド情報を取得し、コンテンツ作成やマーケティング施策に活用できます。
  • パーソナライズドトレンド(GET): 1日あたり100回まで、ユーザーの興味関心に基づいたパーソナライズドトレンドを取得できます。
  • 地域別トレンド(GET): 特定地域のトレンド情報を取得できます。

これらのトレンド情報を活用することで、話題性の高いコンテンツをタイムリーに投稿したり、キャンペーンを展開したりすることが可能になります。

⑧ メディア(画像・動画)


画像・動画のアップロード
API経由で画像や動画ファイルをアップロードし、投稿に添付できるようになります。
  • 画像/動画アップロード(POST /2/media/upload): 画像や動画ファイルをアップロードします。
  • チャンクアップロード: 大容量の動画ファイルを分割してアップロードする機能です。
  • ALTテキスト設定(POST /2/media/metadata): アップロードしたメディアに代替テキスト(ALTテキスト)を設定します。これはアクセシビリティの向上に重要です。
  • 字幕管理: 動画コンテンツに字幕を追加・管理する機能です。

⑨ その他の新機能 🆕


さらに広がるAPIの可能性
上記以外にも、様々な新機能が追加・拡充されています。
  • ニュース検索(GET /2/news/search): ニュース記事を検索する機能です。
  • コミュニティ検索(GET /2/communities/search): Xのコミュニティを検索する機能です。
  • コミュニティノート: コミュニティノートの作成、検索、評価などが可能です。
  • アクティビティストリーム(GET /2/activity/stream): リアルタイムで発生するアクティビティ(いいね、リポストなど)をストリーム形式で取得できます。
  • Webhook連携(POST /2/webhooks): 特定のアクションが発生した際に、指定したURLに通知を送信する連携機能です。
  • リスト管理: Xのリスト機能(特定のユーザーをまとめたリスト)の作成、メンバー追加、リスト内のツイート取得などが可能です。
  • ブックマーク管理: ブックマーク機能(後で読むための保存機能)の管理、フォルダ分けなどが可能になります。
  • スペース検索: X Spaces(音声チャット機能)を検索する機能です。

使用量(Usage)の確認方法

APIの利用量とクレジット残高は、以下の方法で確認できます。

方法1: Developer Console(ブラウザ)

最も簡単で推奨される方法です。

  1. X Developer Platformにアクセス: https://console.x.com へアクセスします。
  2. ログイン: ご自身のXアカウントでログインします。
  3. アプリの選択: 利用している(または作成した)アプリケーションを選択します。
  4. 利用状況の確認:
    • クレジット残高: 現在のクレジット残高が表示されます。
    • API利用状況: アプリケーションごとのAPIリクエスト数、消費したクレジット量、日次・月次の利用状況などが詳細に確認できます。

Developer Consoleの活用
定期的にDeveloper Consoleを確認し、クレジット残高を把握しておくことが重要です。予算を超過しないように、計画的なクレジット購入を行いましょう。

方法2: APIで直接取得

APIリクエストのレスポンスヘッダーや、専用のエンドポイントを利用して利用状況を取得することも可能です。

1. Usage Endpoint

特定の利用状況を取得するためのエンドポイントです。

GET https://api.x.com/2/usage/tweets
Authorization: Bearer YOUR_TOKEN

レスポンス例:

{
  "data": {
    "daily_project_usage": [
      {
        "date": "2026-02-10",
        "usage": [
          {
            "app_id": "12345678",
            "tweets_consumed": 15420
          }
        ]
      }
    ],
    "project_id": "1234567890",
    "project_cap": 10000000
  }
}
  • tweets_consumed: その日に消費した投稿関連のリクエスト数(またはそれに相当するクレジット消費量)。
  • project_cap: 月間の上限(クレジット消費量に基づきます)。

2. レスポンスヘッダー

ほとんどのAPIレスポンスには、現在のレート制限と利用状況を示すヘッダーが含まれています。

x-rate-limit-limit: 900        <span class="swl-marker mark_orange">上限リクエスト数</span>
x-rate-limit-remaining: 847    <span class="swl-marker mark_orange">残りリクエスト数</span>
x-rate-limit-reset: 1705420800 <span class="swl-marker mark_orange">リセット時刻(Unixタイムスタンプ)</span>

これらのヘッダーは、リアルタイムでのリクエスト数の監視に役立ちます。

Google Apps Script (GAS) での利用例:

function checkRateLimit() {
  // ここにAPIリクエストのURLとオプション(ヘッダーなど)を設定
  var url = 'https://api.x.com/2/users/me'; // 例: 自分の情報を取得するAPI
  var options = {
    'headers': {
      'Authorization': 'Bearer YOUR_ACCESS_TOKEN'
    }
  };

  try {
    var response = UrlFetchApp.fetch(url, options);
    var headers = response.getHeaders();
    var remaining = headers['x-rate-limit-remaining'];
    var resetTime = headers['x-rate-limit-reset'];

    Logger.log('残りリクエスト数: ' + remaining);
    // UnixタイムスタンプをJavaScriptのDateオブジェクトに変換
    var resetDate = new Date(parseInt(resetTime) * 1000);
    Logger.log('リセット時刻: ' + resetDate.toLocaleString());

  } catch (e) {
    Logger.log('エラーが発生しました: ' + e.toString());
  }
}

レート制限と課金の違い
レスポンスヘッダーに表示される「レート制限」は、あくまでAPIリクエストの「回数」に関する制限であり、課金とは直接関係ありません。従量課金制では、リクエスト回数に関わらず、消費したクレジット量に応じて課金されます。レート制限内であっても、クレジットは消費されますのでご注意ください。

⚠️ X API利用における重要な注意事項

新しい従量課金制APIを安全かつ効果的に利用するために、以下の点に十分注意してください。


自動化ツールの利用は慎重に
自動「いいね」、自動フォロー、自動DM送信などの機能は、アカウント凍結のリスクを伴います。Xの利用規約やAPIの利用ガイドラインをよく理解し、スパム行為とみなされない範囲で利用するようにしましょう。特に、短時間での大量の操作は避けるべきです。

DM送信には上限と注意が必要
DMは1日あたり1,440件までという上限があります。これを超えると送信できなくなるだけでなく、スパム判定のリスクも高まります。ユーザー体験を損なわないよう、適切な頻度と内容で利用してください。

クレジット残高の定期的な確認
Developer Consoleでクレジット残高を定期的に確認し、残高不足によるAPI通信の停止を防ぎましょう。自動チャージ機能などを活用するのも有効です。

API v1.1からの移行
API v1.1で開発されたアプリケーションは、v2への移行が必要になる場合があります。利用している機能がv2で提供されているか、互換性があるかなどを確認し、必要に応じてアップデートを行いましょう。

料金体系の変更可能性
従量課金制は比較的新しいモデルです。将来的に料金体系やクレジット単価が変更される可能性もゼロではありません。最新の情報を常にチェックするように心がけましょう。

まとめ:X API従量課金制移行のインパクトと活用法


【まとめ】この記事の結論

X APIの従量課金制への移行は、開発者コミュニティにとって大きな転換点となります。

変更点 メリット 考慮点
月額固定費の廃止
→ クレジット購入制へ
コスト削減(特に小規模・個人開発者)
柔軟な利用(必要な時だけ使える)
事前入金が必要
利用量の把握が重要
利用可能機能の拡充
(アナリティクス、DM、いいね等)
高度な機能が利用可能
データに基づいた戦略立案が容易に
過度な自動化はリスク
利用規約の遵守
API v2の進化 新機能の活用(Webhook, Stream等)
よりリッチなアプリケーション開発が可能に
v1.1からの移行対応が必要な場合あり

この新しいAPIモデルは、これまでXのAPIを利用したくてもコスト面で断念していた開発者や企業にとって、大きなチャンスとなります。アナリティクス機能の利用しやすくなった点は、データに基づいたマーケティング施策を展開したい方々にとって特に魅力的でしょう。

一方で、従量課金制ならではのクレジット管理や、自動化ツールの利用におけるリスク管理はこれまで以上に重要になります。Developer Consoleをこまめにチェックし、Xの利用規約やAPIガイドラインを遵守しながら、この強力なツールを最大限に活用していきましょう。


今後の展望
X APIの進化は今後も続くと予想されます。新しい機能や変更点に常にアンテナを張り、最新情報をキャッチアップしていくことが、変化の激しいデジタルマーケティングの世界で競争優位性を保つ鍵となるでしょう。

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本ページのデータの一部は、公式の YouTube Data API v3 から取得されたデータと、独自の分析を組み合わせて構成されています。

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