Xbox(Microsoft Store)でダウンロード版のゲームを「まちがえて買った」「遊んでみたら合わなかった」というとき、返金はできるのでしょうか。結論から言うと、デジタルのゲームは Xbox サポートのページから返金を申し込めます。目安は「買ってから14日以内」で「あまり遊んでいない」こと。ただし審査があり、必ず返金されるわけではありません。ゲーム内通貨やアイテムなど、返金されないものも決まっています。この記事では、マイクロソフトの公式サポートと販売条件、Xbox サポートの案内を紹介した海外のゲームメディアをもとに、申し込みの手順、返金されないもの、予約のキャンセル、子どもが勝手に買ったときの考え方をまとめました。
結論:Xbox の返金を30秒で
| デジタルのゲーム | 返金を申し込める(審査あり。必ず通るわけではない) |
|---|---|
| 期限の目安 | 買ってから14日以内で、遊んだ時間が多くないこと(何時間までという数字は公表されていない) |
| 申し込む場所 | Xbox サポートの「デジタル ゲームの払い戻しを要求」のページ(本体のメニューにはない) |
| 結果が出るまで | 最大72時間 |
| お金が戻るまで | ふつう3〜5営業日。買ったときと同じ支払い方法に戻る |
| 返金されないもの | アプリ、ゲーム内のアイテム・通貨、映画やテレビ番組、プリペイドカード、ほかのお店で買ったコード など |
| 予約したゲーム | 注文履歴からいつでもオンラインでキャンセルできる。すでに請求されていても、発売前なら返金される |
Steam(14日以内・2時間未満)や PS Store(14日以内・ダウンロード前)と比べると、Xbox ははっきりした時間の線がないのが特徴です。迷ったら、なるべく早く、遊ぶのをやめてから申し込むのが安全です。
返金を申し込める条件
マイクロソフトの「Microsoft Store の販売条件」(2026年6月更新)は、デジタルのアプリやゲーム、アプリ内のコンテンツを原則として返金しないものとしています。そのうえで、「デジタル ゲーム製品」と Microsoft のサブスクリプションは例外で、別の返品の決まりに従うと書いています。つまり、Xbox や Windows の PC で買ったデジタルのゲーム本編は、返金を申し込める対象です。
どんなときに返金されるかについて、Xbox サポートの案内を紹介した Engadget(2026年8月)や TheGamer は、次のように伝えています。
- 買ってから14日以内に申し込み、遊んだ時間が多くないときは、ふつう返金される
- 「多くない」が何時間かは、マイクロソフトは公表していない。数時間遊んでいると難しくなる
- 買ってから90日以内なら申し込み自体はできるが、すべてが認められるわけではない
- 1年に返金できる回数・種類・金額に上限がかかることがある
ネットには「Xbox も2時間まで」と書いたページがありますが、これは Steam の決まりで、Xbox の公式の数字としては確かめられませんでした。「2時間までなら大丈夫」とは考えないでください。
返金を申し込む手順
返金の申し込みは、Xbox 本体のメニューではなく、パソコンやスマホのブラウザで Xbox サポートのページから行います。マイクロソフトの公式サポートに書かれている流れは次のとおりです。
- Xbox サポートの「デジタル ゲームの払い戻しを要求」のページを開く(出典にリンクがあります)
- ゲームを買った Microsoft アカウントでサインインする
- 返金したいゲームを選び、「払い戻しを要求」を選ぶ
- 返金を求める理由を入れて、次へ進む
- 内容を確かめて送信する
公式サポートによると、申し込みの処理には最大72時間かかります。認められると、お金はふつう3〜5営業日で、買ったときと同じ支払い方法(クレジットカードなど)に戻ります。銀行やカード会社の都合で、明細に出るのがもう少しおそくなることもあります。返金が決まると、そのゲームは遊べなくなります。
申し込む前に気をつけること
- セット商品(バンドル)は、一部だけ返金できない。返すならセットまるごと
- Microsoft Store 以外で買ったものは対象外。家電店やネット通販で買ったダウンロードコード、パッケージ版は、買ったお店の決まりに従う
- オンラインでの返品の申し込みは、すべての国や地域で使えるわけではない
- 断られたときは、届いた結果のメールに返信して、もう一度考えてもらうよう頼める。ただし同じ内容の申し込みをもう一度出すことはできない(Engadget)
返金されないもの
販売条件には、法律や特別な決まりがある場合をのぞき、次のものは買ったら最後で、返金されないと書かれています(主なもの)。
| 返金されないもの | 例 |
|---|---|
| デジタルのアプリ・アプリ内のコンテンツ | ゲーム以外のアプリ、ゲーム内で買うアイテムや通貨 |
| 映画・テレビ番組 | ストアで買ったりレンタルしたりした映像 |
| プリペイドカード・サブスクリプションカード | Xbox のカード(Xbox Live など) |
| マイクロソフトが請求する、ほかの会社のサブスクリプション | 決まりがある場合をのぞく |
| 「最終セール」「返品不可」と書かれた商品 | — |
Engadget も、ゲームの中で使ってなくなるアイテムや仮想通貨の多くは、買ったり使ったりしたあとは返金の対象にならないと説明しています。課金アイテムをまちがえて買ったときは、返金はほぼ期待できないと考えておきましょう。
予約したゲームのキャンセル
マイクロソフトの公式サポート「Microsoft Store の予約注文」によると、予約注文はすべてオンラインでキャンセルできます。お金を払うタイミングは、支払い方法によってちがいます。
| 支払い方法 | デジタルのゲーム | パッケージ版など(送られてくるもの) |
|---|---|---|
| Microsoft アカウントの残高 | すぐに請求 | すぐに請求 |
| クレジットカードなど | 発売日の最大10日前に請求されることがある | 発送のときに請求 |
キャンセルの手順は、Microsoft アカウントで注文履歴にサインインし、予約したゲームを探して「キャンセル」を選び、画面の案内に従うだけです。すでに請求されたあとでも、発売前にキャンセルすれば返金されます。返金の進み具合は、マイクロソフトの「返品と返金の状況」のページで見られます。
なお、請求のときにカードの支払いが通らないと、別の支払い方法を足すよう求められます。それでも払えないと、もう2回請求を試したあと、予約は取り消されます。
Game Pass などのサブスクリプションを止めたいとき
Xbox Game Pass のようなサブスクリプションは、販売条件の「サブスクリプション」の決まりに従います。自動更新にしているときは、更新日の前に解約すれば次の料金は請求されません。更新日のあとに解約した場合は、すでに払った期間の終わりまでは使えて、そのあと自動で請求されることはありません。Game Pass の管理のしかたは、販売条件から案内されている Xbox サポートのサブスクリプションのページで確かめてください。
子どもが勝手に買ってしまったときは
子どもが保護者のアカウントやカードでゲームを買ってしまったときも、デジタルのゲームなら、まずは上の手順で返金を申し込めます。ゲーム内のアイテムや通貨のように返金の対象外のものでも、未成年(18歳未満)が保護者の承諾なしにした課金は、民法の「未成年者取消し」で取り消せる場合があります。考え方や相談先(消費者ホットライン188)は、ニンテンドーeショップの返金の記事の「子どもが勝手に買ってしまったときは」にまとめています。
これから防ぐには、子どもに子ども用の Microsoft アカウントを使わせて、保護者の家族グループに入れておくのが基本です。スマホの「Xbox ファミリー設定」アプリには、2021年7月に買い物の管理の機能が加わりました(MCV/DEVELOP の報道)。子どものアカウントに入れたお金の分だけ使えるようにする、クレジットカードでの買い物を止める、子どもの残高と買った履歴を見る、残高が足りない商品を子どもが「買ってほしい」と頼んだときに保護者が認めるか断るかを決める、といったことができます。
よくある質問
Q. Xbox 本体のメニューから返金できますか?
本体のメニューには返金の項目がありません。スマホやパソコンのブラウザで Xbox サポートのページを開いて申し込みます。
Q. Windows の PC で買ったゲームも同じですか?
はい。マイクロソフトの公式サポートは、Windows の PC の Microsoft Store で買ったゲームも、Xbox サポートの同じページから申し込むよう案内しています。ゲームではない「アプリ」は、原則として返金されません。
Q. 何時間遊んだら返金されなくなりますか?
公表されている数字はありません。遊んだ時間が多いと断られやすいので、合わないと思ったら、そこで遊ぶのをやめて早めに申し込んでください。
Q. Steam・PS Store・ニンテンドーeショップとくらべると?
| お店 | 買ったゲームの返金 |
|---|---|
| Xbox(Microsoft Store) | 14日以内・遊んだ時間が多くないことが目安。審査あり |
| Steam | 14日以内・遊んだ時間2時間未満なら申し込める |
| PS Store | 14日以内・ダウンロード前なら申し込める |
| ニンテンドーeショップ | できない(予約のキャンセルだけ) |
くわしくはSteamで返金する方法、PS Storeで返金する方法、ニンテンドーeショップの返金にまとめています。
まとめ
- Xbox・Windows で買ったデジタルのゲームは、Xbox サポートの「デジタル ゲームの払い戻しを要求」から返金を申し込める
- 目安は「買ってから14日以内」「遊んだ時間が多くない」。何時間までという公式の数字はなく、審査で断られることもある
- 結果は最大72時間、認められればふつう3〜5営業日で元の支払い方法に戻る
- アプリ、ゲーム内のアイテム・通貨、映画、プリペイドカード、ほかのお店で買ったコードは返金されない。セット商品は一部だけ返せない
- 予約は注文履歴からいつでもキャンセルでき、請求のあとでも発売前なら返金される
決まりは変わることがあります。この記事は2026年11月に、マイクロソフトの公式サポートと販売条件、海外のゲームメディアの報道をもとに書いています。Xbox サポートの返金のページは、ブラウザで開かないと中身が表示されないため、ここでは公式の説明を紹介した報道で補っています。申し込みの前に、公式のページも確かめてください。
出典
- Microsoft Store から購入したアプリとゲームの払い戻しを受ける(マイクロソフト サポート)
- デジタル ゲームの払い戻しを要求(Xbox サポート)
- Microsoft Store の販売条件(マイクロソフト・2026年6月更新)
- Microsoft Store の予約注文(マイクロソフト サポート)
- How to request an Xbox refund(Engadget・2026年8月15日)
- How To Get Refunds On Digital Xbox Games(TheGamer・2023年12月25日)
- Xbox Family Settings App introduces spending controls(MCV/DEVELOP・2021年7月14日)



